男の子を育てるのは大変!? | 初またにてぃぃ日記

男の子を育てるのは大変!?

「お先に失礼しま~す。」
と、本日もさっさと退社しようとしていたら、
2歳の娘のお父さんでもある
同期の男の子が声をかけてきた。


「お腹の子、男の子の可能性が高いんよね。
 男の子を育てるのは大変よ~。」


「へ??」


「俺は中学生の頃、
 母親に何か言われてむしゃくしゃして
 大外刈りや一本背負いを
 平気で母親にかけていた。」と。


自分のお母さんを一本背負いで投げまくっていた、
というのだ。


「え??
だって、お母さんはあなたのことを思って
忠告してくれてるんでしょ?
なんで投げられなきゃいけないの?」


と聞いてみたらば、


彼曰く、

思春期の男の子というものは、
体力もあり、
また、何でかわからないけど
むしょうに親の言うことに腹が立つ時期なんだと。
男の子にはそういう時期があるらしい。

ましてや母親の忠告には
一本背負いで返す勢いだと。

 

そしてそれは彼曰く、理屈ではないらしい。

つまり、彼の言葉をそのまま用いると、
それはまるで

「鼻の穴にピアスをするようなものだ」と。


鼻には既に穴が2つあるのに、
どうしてさらにまた3つ目の穴を開けるんだと。
理屈で言えば、さらに穴をあける必要はないだろうと。

でも鼻ピアスをする心境というのは、
そういうものではないらしい。


何でかわからないけど、
3つ目の穴をあけたくなって
鼻にピアスをする人がいるように、

思春期の男の子というものは、
母親に対してなにかと抵抗するものだ、と。
理屈ではない、というのだ。

 

しかもそのほかにも、
反抗期。暴力。風邪を引きやすい等々等々・・・
男の子を育てる大変さをいろいろ述べられた。
とにかく、男の子には理解しがたい時期があり、
押さえつけすぎてもダメだし、
忠告しても投げられる、と。

 


『そ、そんな理不尽な一本背負いを

 私はこの先、

 自分の息子から(まだ息子って決まったわけじゃないけど)

 されなければならないのか。』

 

がーーーーーーーーーーーん。


私がしばらくだまっていると、

 

「ん????もう不安になっちゃった??」

と同期が言う。


「そりゃ心配になるよ。
この腹の子がこの先そんな理不尽なことを
私にするのかと思えば・・・・。」


というと、彼はけろっと言う。


「まだずっと先のことやで。」

「それに、アレよ。
俺は正直言って、うちは娘やから、
男の子ってやっぱりあこがれるよ。」

だと。


あぁぁぁぁ。
男の子を育てるのって、大変なのね。。。

と思いつつ、

「まあ、来月の検診では
女の子になってるかもしれないしっ!」

とまるで捨てゼリフのような言葉を残して帰宅した。

 


帰宅して旦那にそのことを話すと、
これまたのうのうとのたまう。

 


「なんとかなるって。」

 

「そういえば、僕にもそういう時期があったなあ。
 ほんのひと時だよ。男の子にはそういう時期があるの。
 でもそのうち尊敬できる人ができて
 そういう時期を卒業するときがくるんだよ。」
と。

 

なんとかなる・・・・のかなぁぁぁ。
でも一本背負いはいやだ・・・。

 

と思いつつ、
こんな不安な気持ちを抱いていては胎教によくない、

と必死に思う、
本日、微妙な心境の妊婦なのであった。

 

・・そういえば、私の母親も
兄の改良学生服を
泣きながら燃やしていたことがあったっけ。

あれは、兄の思春期だったのか・・・。

 

・・・お母さんって、大変なんだね。

 

そして、そういう思春期を経て、
みんな大人になるんだね。

 

母親はそれを体で受け止めなくちゃいけないのか。
うーーん。やっぱり大変そう。。。

 

って言って、ほんとに
来月の検診で女の子になってたりして。


と思って、考えるのをやめた。


男の子でも女の子でも、
子育てって、大変そう。
でもまだまだ先のことだよね。

 


そう思ってお腹をなでなでした。